こんな症状でお困りではないですか?
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・親知らず自体が虫歯だ。
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・親知らずの周囲が腫れている。膿の臭いがする。
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・親知らずの辺りが磨きにくい。
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・下の前歯の歯並びがガタガタしてきた。
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・頬や歯ぐきを噛んでしまう。
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・顎の下や頬が腫れたことがある。口が開きにくくなる。
親知らずを放っておくリスク
親知らず以外の歯にも悪影響を及ぼすことがあります。
うまく磨けず、前の歯に虫歯を作ってしまったり、周りの骨を溶かして歯周病になってしまったりすることもあります。親知らずが横向きに生えてくると、前歯の歯並びにも影響するとも言われています。
症状がなくとも早めに抜いた方がいい方
矯正治療を考えている、もしくは矯正治療後
せっかく綺麗な歯並びを手に入れたのに、親知らずの影響でガタガタになっちゃうなんて嫌ですよね。
これから妊娠を考えている方
妊娠中や出産前後は口腔内が荒れやすく、親知らずに痛みが出てくるリスクは高まります。かといって妊娠中の抜歯は控えたいですよね?ですから早めに抜いておくことが大切なのです。
抜歯治療の流れ
①診査・診断
お話を聴かせて頂きながらお口の中を拝見し、レントゲン写真撮影により親知らずの状態を確認します。 症状によってはより正確な診断をするためにCT撮影させていただく場合もあります。 薬で消炎をはかるのか、歯を抜いた方がいいのか患者さんの症状に合わせた説明をします。
★消炎をはかる場合
一時的な炎症であれば、洗浄と薬だけでかなり痛みは和らぎます。ただし、何度も痛みを繰り返してしまう場合には根本的な原因は親知らずそのものにあるため抜歯した方がいいかもしれません。
②抜歯の処置
一つに親知らずと言っても5分かからず抜けるものから、1時間以上かかるものまで様々です。少しでも不安を減らせるように、事前にきちんとした説明を行っています。なるべく痛くない、患者さんの痛みが少ないような処置も心掛けております。
★抜歯後の注意点
抜歯当日は激しい運動、入浴や飲酒、喫煙は控えて下さい。処置の内容によっても変わってきますが、腫れは通常2~3日後がピークで、一週間程度でなくなってきます。痛みや腫れがほとんど出ないケースも多くあります。
③抜歯後の確認
後日来院していただき、傷口の治りを確認し消毒します。
歯の移植
虫歯や歯牙破折などで歯を失ってしまった場合や、治療が不可能なため抜歯が必要となってしまった場合に、失ってしまった箇所に自身の他の歯を移すことを自家歯牙移植(歯の移植)といいます。主に親知らずを用いることが多いです。
自分の不要な歯を再利用し機能させることができるため、得られるメリットはとても大きいです。また自分の歯なので拒絶反応も起きにくく、噛みごこちも大変良いです。また、保険適応となる場合もあります。
ただし、年齢が40歳以下であることや、移植部位(受容側)と移植歯(ドナー歯)のサイズが適合することなど複数の条件が整う必要があるため誰にでも行える治療ではありません。
実際、当院でも主に20代の方に行うことが多いです。